アクアライン変動料金制  熊谷知事「現時点で決まっていることはない」

アクアライン変動料金制  熊谷知事「現時点で決まっていることはない」

 東京湾アクアラインで試験導入されている、時間帯によって通行料金を変動させるロードプライシングを巡り、熊谷知事は1月18日、本格導入については「現時点で決まっていることはない」とし、影響や効果を見極め判断する考えを示しました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「(変動料金制の)本格導入について現時点で決まっていることはない。我々の目的が最大化できるような、料金や時間帯を引き続き検証していく必要があると考えている」

 熊谷知事は、18日の会見でこのように述べ、引き続き検証を進める方針を示しました。

 また、本格導入などを判断するうえでは、日没時間などの季節的な事情やドライバーへの心理的な影響などを、今後見極めていく必要があると指摘しています。

 アクアラインでのロードプライシングの社会実験は、渋滞の緩和を目的に、混雑する休日の日中を値上げする一方、夜の時間帯を値下げしているもので、期間は2023年7月から2024年3月末までを予定していましたが、県や国などは1月15日に、来年度以降も継続する方針を確認していました。

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