豪華声優陣出演、アニメ『月が導く異世界道中 第二幕』第2夜 真とは真逆の勇者が現れ…「主人公3人体制!?」と驚きの声

2024年1月15日(月)よる11時、TOKYO MX、BS日テレ他にてアニメ『月が導く異世界道中 第二幕』第 2夜(話)が放送された。本作は、Web サイト「アルファポリス」刊行中の同名作品を原作とした“世直しファンタジー”で、2021 年の夏に放送された第一幕(全 12 話)の続編。ある日突如としてオークや竜などが暮らす異世界へと飛ばされた平凡な男子高校生・深澄真(みすみ まこと)(声:花江夏樹)が、実は異世界出身者であった両親の足取りを追って旅を続けながら、時には人助けを、時には仲間を増やすなどして新たな人生を歩んでいく。第2夜(話)放送後、新キャラ登場にSNS で「主人公3人体制!?」などざわつく声が上がった。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

■2人の勇者、現る

第2夜(話)のタイトルは「二人の勇者は美男美女」。今回は異世界ではなく、時は少々さかのぼり、深澄真が転異する数日前の学校から物語が始まる。真が校内を歩いていると、3年生で剣道部に所属する少女・音無響(おとなし ひびき)(声:加隈亜衣)に声をかけられる。響(ひびき)は容姿端麗、学業と部活動、共に優秀な成績を収め、非の打ちどころがなく順風満帆な生活を送っていたが、当の本人は何でもできてしまう人生につまらないと感じていた。すると響は突然光を放ち、真のように“勇者”として女神により召喚され、強力な魔力、身体の力の向上、人をひきつけるカリスマ性、さらにオオカミの姿をした精霊が宿る神器・銀の帯が与えられ、『リミア王国』の勇者となった。

突然異世界へと女神に召喚され警戒する音無響(おとなしひびき)

一方その頃、真は女神に容姿を嫌われたため勇者として認められず、飛ばされた先・無人の荒野をさまよっていた…。

さっそく魔族との戦いに出るため、響のことを「戦場には似合わぬ花だ」と評した“銀髪鬼”の異名を持つ凄腕の傭兵(ようへい)、ナバール=ポーラーに目を付け、「私と来れば好きなだけ魔族と戦えるわ、退屈はさせない」と誘い込み、響はその他王国の精鋭たちとパーティーを組んだ。そして、リミア国境緩衝地帯で護衛中、異世界の四大国唯一の連邦国家であるローレル連邦の巫女(みこ)が魔物に襲われているところを発見し戦いに向かう。

しかし、響は魔物と戦うのは初めてで、剣を振りかざすも「タスケテ」と叫ぶ魔物に躊躇(ちゅうちょ)してしまい、魔物が仲間を呼ぶ隙を与えてしまった。響の代わりにパーティーの仲間たちが奮闘する姿に感化され、「私はこの戦闘を終わらせる勇者よ!こんなところで終われるもんですか!」と宣言し、見事勝利。戦闘後、ふがいなさのあまり号泣する響の顔を隠すようにナバール=ポーラーが頭から布をかけ「初めてにしては上出来だよ」と慰めた。すると、救出したローレル連邦の巫女、チヤ=ハヅキは勇者・響に感動しパーティー加わることに。そして、その後も魔族との交戦で次々に戦果をあげた。

一方、響のようにもう一人、岩橋智樹(声:新井良平)という男子中学生が“勇者”として召喚されていた。いわゆる、美少年であり異性から抜群の人気を誇っていた。しかし臆病な性格から周囲とのコミュニケーションがうまくいかず窮屈な思いをしていた。女神から召喚された時、彼は「どうせ夢だ」ともっと能力が欲しいと願い、人々を魅了する魔眼(まがん)や月が出ている夜に限り亡くならない能力など様々な能力を授けられ、四大国中でも上位の権力を有する『グリトニア帝国』に召喚された。

智樹は左眼に青い魔眼(まがん)を持つため、グリトニア帝国で出会った女騎士、竜を使役する能力を持つ少女、さらに研究者の3人の女性を虜(とりこ)にしてしまう。好意を持たせてしまうことに後ろめたさを感じるが、「俺が完璧な勇者になれば魔眼の力なんて些細(ささい)な問題になる」と3人とパーティーを組むことを決断した。

2人の勇者召喚にSNS上では「真よりくせ者ぞろい!?」「魔眼…俺も欲しい(笑)」「これでメインキャラそろった?来週からようやく2期本編スタートだな!」と盛り上がりを見せている。

『月が導く異世界道中 第二幕』次話は1月22日(月)よる11時放送予定。

なんとも言えない表情の真(第1夜より)

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画像提供:©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中第二幕製作委員会

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