解体前の校舎に園児らが「落書き」

■園児

「そうだ、こわいサメか~こう」

きょうだけは叱られません。広島市東区の比治山大学では、耐震基準を満たしていないため解体が決まった2号館に、(付属幼稚園の)園児およそ100人と短大の学生およそ30人が落書きを施しました。

■園児

「いろんなところが描けるから楽しい。めちゃくちゃ辰描いた。干支だから」

「今犬描いてる」「なんか楽しいです」

■比治山大学短期大学部美術科 斉藤克幸教授

「子どもはもう一切迷いなくすぐにがーっと描き始める、そのパワーというか思い切りの良さというか素晴らしいと思います。」

半世紀以上の歴史を刻んだ校舎への最高のはなむけとなりました。

【2024年1月18日 放送】

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