カルチョの名守護神フレイ氏、去就注目“後輩”ベンゼマの新天地を古巣と予想?「...なんてどうだろう」

セバスティアン・フレイ氏(左)[写真:Getty Images]

カルチョを彩った懐かしの名守護神、元フランス代表GKセバスティアン・フレイ氏が、アル・イテハド退団が報じられる元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(36)の新天地を考察した。

1990年代後半から2010年ごろまでカルチョで活躍したフレイ氏。中田英寿氏と共闘したパルマ時代の印象が色濃いが、他にもインテルやフィオレンティーナ、ジェノアなどでプレーし、セリエA通算446試合出場を誇る。

そんなフレイ氏は、2007〜08年ごろに当時まだ駆け出しの若手タレントだったベンゼマとフランス代表でチームメイトに。時は流れて2024年1月、36歳となったベンゼマはアル・イテハド加入から半年足らずでサウジアラビア生活に嫌気が差し、クラブとも対立中だと報じられている。

これを受けて「チェルシーが新天地に?」などと伝えられるなか、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューに応じた“先輩”フレイ氏は、ベンゼマが自身の古巣でもあるインテルへ向かう可能性を投げかけた。

「カリムはサウジアラビア全体と対立しているそうだね…早ければこの1月にも移籍市場に名前が上がるそうじゃないか。私はジュゼッペ・マロッタをよく知らないが、インテルへ行く可能性なんてどうだろう?」

「でもそうなると…まずはアレクシス・サンチェスの退団が必要か。もしサンチェスが1月中にインテルを離れるなら、ベンゼマが来る可能性もありそうだ」

『カルチョメルカート』はフレイ氏の考察について、インテルがイラン代表FWメフディ・タレミ(31)の来夏フリー獲得に近づいていること、ベンゼマがアル・イテハドとの契約を1年半残していること、破格もいいところの年俸を受け取っていることなどから「非現実的だよ」としつつ、「ベンゼマがCLなど欧州カップ戦への復帰を目指すなら、ほんの少し可能性があるかも」と気持ち程度に乗っかった。

ちなみに、アル・イテハドはベンゼマに関して1月中の放出に消極的だと報じられている。

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