昨年12月31日に抽せんが行われた年末ジャンボ宝くじで、青森県つがる市の「イオンモールつがる柏チャンスセンター」と、十和田市の「トライアル十和田店吉金宝くじBOX」から、それぞれ1等7億円(全国18本)の当せんが出た。1等の前後賞1億5千万円(同40本)も同センターで2本、同BOXで1本の当せんが出た。
同センターの高額当せんは計10億円。みずほ銀行によると、年末ジャンボの1等と1等前後賞で計10億円の当せんが1カ所の売り場から一度に出るのは、青森県では初めてで過去最高額だという。
同センター責任者の渡辺浩平さんによると、この売り場では2013年のドリームジャンボ宝くじで1等1億円が出たことがある。今回の結果について渡辺さんは取材に「驚きと興奮の中、何度も何度も番号を確認して現実感が湧いた。明るい話題と大きな夢を届けられてうれしい」と話した。19日に今回の結果のポスターを売り場に張って周知する。
18日、この売り場に来た買い物客は「合計10億円? 信じられない」「10万円当たるだけでもすごいのに…」と驚きの表情。五所川原市の男性(65)は「普段は青森市の売り場まで宝くじを買いに行っているけど、今度からここで買ってみようかな」と語った。