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二輪車の製造販売を手がけるホンダのインド子会社ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディア(HMSI)は17日、東部・西ベンガル州で地元警察などと協力し、偽造の疑いがあるエンジンオイルの製造元や流通先の取り締まりを行い、摘発した。
HMSIの報道資料によると、取り締まりは同社の知的財産部門が主導する形で、コルカタ警察や法執行機関と協力して実施。二輪車の性能と安全性を脅かす偽造エンジンオイルの製造や流通に関与する事業者に的を絞って捜査した。
取り締まりは、コルカタの3カ所で行い、潤滑油、鋳造に使うダイカスト部品、ラベル、印刷機、包装材、容器など計8,000点以上の偽造品を押収した。
HMSIは、「偽造オイルはエンジンの損傷や燃費性能の低下、排ガスの増加につながる。車両の安全性と性能を確保するためにも不正なサプライチェーン(供給網)を壊滅し、顧客保護を強化していく」とコメントした。