阪神・梅野、骨折から復活期す 正捕手争い「今年は楽しみ」

自主トレで汗を流す阪神・梅野=沖縄県宜野座村

 阪神の梅野隆太郎捕手が18日、沖縄県宜野座村で自主トレーニングを公開し、他球団の後輩捕手4人と共にスローイングや打撃練習などに取り組んだ。昨季は8月に死球で左手首を骨折し離脱。「自分で見つめ直す時間もあった。今年は楽しみ」と巻き返しを期した。

 順調に回復しているといい、この日ブルペンでは同じ場所で練習する同僚の西純の投球も受けた。7年連続で開幕戦に先発してきたが、今季は離脱中に正捕手に定着した坂本との争いが待つ。「アピールというより、自分のやれることをしっかり見てもらえるように」と先を見据えた。

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