久常涼が3打差14位発進 蝉川泰果54位 日本ツアー歴代賞金王が好スタート

初日を7アンダー「65」で発進した久常涼 ※撮影は2024年「ソニーオープン」(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 初日(19日)◇PGAウエスト スタジアムコース(7187yd)、ニクラス・トーナメントコース(7159yd)、ラ・キンタCC(7060yd/いずれもカリフォルニア州、パー72)

3コースを使うプロアマ大会の予選ラウンドが始まり、ラ・キンタCC(LQ)で「62」をマークしたザック・ジョンソンとアレックス・ノレン(スウェーデン)が10アンダーの首位発進を決めた。

47歳のジョンソンが最後に優勝(通算12勝)したのはセントアンドリュースで行われた2015年「全英オープン」。ノレンは41歳で悲願の初勝利を狙う。

同じくLQを回ったクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)、ニクラス・トーナメントコース(NT)でプレーした、下部コーンフェリーツアーから昇格初年度のリコ・ホイ(フィリピン)が1打差の3位で並んだ。

パトリック・カントレー、ザンダー・シャウフェレ、21年大会優勝のキム・シウー(韓国)もLQで8アンダーの5位スタート。2020―21年シーズンの日本ツアー賞金王チャン・キムはNTで同じ「64」でまとめた。

米ツアー本格参戦2戦目を迎えた久常涼がLQで1イーグル5バーディの「65」で7アンダー。ジャスティン・トーマス(LQ)、ミンウ・リー(オーストラリア/NT)らと14位で滑り出した。

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーはLQで5アンダー39位。主催者推薦で出場の蝉川泰果もLQを回り6バーディ、2ボギーの「68」で、4アンダー54位で初日を終えた。

3コースを回る54ホールの予選ラウンドを経て、上位65位タイまでの選手がメインのPGAウエスト スタジアムコースでの最終ラウンドを戦う。

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