プロ初登板を開幕投手で飾る快挙達成で年俸4.7倍UPさせた山本由伸&山﨑福也が抜けたオリックスの次世代エースとは?【プロ野球コスパ最高選手】

プロ野球コスパ最高選手

グラウンドには銭が埋まっている――。誰が言ったか、プロ野球界にはこんな格言がある。メジャーリーグでは大谷翔平選手が10年総額7億ドル(約1000億円)、山本由伸投手が12年総額3億2500万ドル(約455億円)でドジャースと契約。日本のプロ野球もメジャーほどではないが、1億円プレイヤーが珍しくなくなっている。

例え年俸が低くても、活躍さえすればその金額は一気に跳ね上がる――。ここでは、そんなジャパニーズドリームをつかんだ選手たちを紹介したい。(本文内の年俸額はすべて推定)

山下舜平大(オリックス・バファローズ)

昨季年俸700万円→今季年俸4000万円

投手では村上頌樹(阪神タイガース)に続き、もうひとり、オリックス・バファローズの山下舜平大も外せない存在だ。高卒3年目の昨季は主力投手がWBCに出場した影響でプロ初登板を開幕投手で飾るという快挙を達成。150キロを楽に超えるストレートを武器に、16試合登板で9勝3敗、防御率1.61をマーク。村上同様、新人王にも輝いた。

昨季年俸は奇しくも村上頌樹と同額の推定700万円。そこから今季は一気に3300万円アップの4000万円へとジャンプアップ。エース山本由伸、2ケタ勝利の山﨑福也が抜ける今季は先発ローテの中心として期待されており、スケール感抜群の投球を見せ続けることができれば、日本を代表する投手になってくれるはずだ。

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