AV新法違反の罪に問われた滋賀県の双子の兄弟に執行猶予付きの有罪判決 静岡地裁

いわゆるAV新法違反の罪などに問われた、双子の兄弟の判決公判が開かれ、静岡地裁は2人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは滋賀県大津市のいずれも元アダルトビデオ制作業の被告(41)と双子の兄の被告(41)です。

2人はおととしアダルトビデオに出演した女性3人に対し、法令で定められた書面などを渡さなかった、いわゆるAV新法に違反しました。

静岡地裁の益子元暢裁判官は「出演者の性に関する自己決定に配慮することなく、利益を優先した身勝手な動機は、厳しい非難に値する」と指摘。

2人に懲役2年執行猶予4年、罰金200万円を言い渡しました。

© 静岡朝日テレビ