またしても120分のマドリード・ダービーでリベンジ成功! シメオネ「今日の延長戦では我々が上回った」

今回は勝利を手にしたシメオネ監督[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督がマドリード・ダービーの勝利を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

10日に行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝では延長戦の末、レアル・マドリーに3-5で涙のアトレティコ。続く18日に行われたコパ・デル・レイのラウンド16で再びマドリーと相まみえた。

90分では互いに譲らずの展開になり、アトレティコは2度のリードを守り切れずで延長戦に。総力戦になったが、FWアントワーヌ・グリーズマンの独力による鮮やか弾で勝ち越すと、FWロドリゴ・リケルメのダメ押し弾でトドメを刺した。

4-2でベスト8進出を決め、今シーズン3度目のマドリード・ダービーを勝利を飾ったシメオネ監督はまずサポーターの後押しに感謝した。

「我々はホテルから出て、素晴らしいものを見た。まるで今日やってきたかのように、コパのラウンド16の試合で興奮している仲間たちを見たんだ。彼らを夢中にさせないわけにはいかない」

「我々は試合をうまく進めたし、延長戦では我々の方が優れていた。ファンにとってラウンド16以上の意味を持つ重要な試合をものにした」

スーペル・コパでは延長戦の末、敗れていたため、今回は真逆の結果に。シメオネ監督は延長戦の出来を改めて誇った。

「サッカーにはリベンジも当然の結果もないが、新しい試合や新しい戦い方がある。彼らと戦った今シーズンの3試合は、どれも似たようなものだった」

「我々は一方的にプレーしようとした。彼ら(マドリー)はおそらく世界最高のチームで、カウンターアタックやセットプレーから得点することができる。運ではなく、彼らは非常に優れている」

「でも我々もよく戦った。2戦目はもう少しで勝てるところだったし、今日の延長戦では我々が上回っていた」

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