太平洋戦争から今年で78年です。硫黄島で戦死した2万人を超える日本兵の追悼式が今年も行われ、戦没者の遺族や小池知事らが参列しました。
小池知事：「先の大戦において亡くなられた全ての御霊に、東京都民を代表して謹んで哀悼の誠を捧げます」
太平洋戦争の末期に激戦地となり、2万人を超す日本兵が戦死した硫黄島。1983年に始まったこの追悼式は、去年は現地で行われましたが、今年は周辺の火山活動の影響で、場所を都民ホールに変更して開催されました。式典では、小池知事や戦没者の遺族32人らが献花を行い、平和への祈りを捧げました。
遺族代表：「戦後80年近くを迎えようとしている中で、いまだに戦争というものが無くなっていないこの現実。戦争の無い世の中を創造していくことが大切ではないかと思います」
