小田急電鉄、「LUUP」ポートを秦野駅北口に設置する実証実施

小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)は1月17日、秦野駅北口に電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」のポートを設置し、神奈川県秦野市(以下、秦野市)内での実証実験に取り組むと発表した。

今回の取り組みは、同社が参画している「鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS(ジェイトス)」の取り組みとして、株式会社ココハダLABと連携しながら実施。さらに、小田急電鉄と秦野市とで結ぶ「小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定」に係る取り組みの一環として、地域の活性化に向けて行う。

同実証では、秦野駅前にポート(電動キックボード5台)を設置することで、駅と各レジャースポットを利便性高く結ぶ。くわえて、電動キックボードを活用するからこそ見つけられる秦野の魅力を満喫できる観光ツアーも計画しているという。同時に、実証期間中の利用データとして利用区間や時間等を収集し、課題解決に電動キックボードのシェアリングサービスが適しているかを検証する。

ほかにも、交通ルールのレクチャーや電動キックボードの試乗等ができる安全講習会を秦野市役所で1月20日に実施するとのことだ。

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