晴天は長続きせず 週末は全国的に雨や雪に 関東甲信は山沿いを中心に大雪 平地でも積雪のおそれ

21日(日)午後3時までの予想降雪量(ウェザーマップ)

 きょう19日(金)は東日本や北日本を中心に晴れているが、週末は広い範囲で雨や雪となりそうだ。被災地でも雨が降るため、土砂災害などに注意が必要となる。また、関東甲信では山沿いを中心に大雪になる所があり、平地でも積雪となるおそれがある。交通障害や路面の凍結に注意・警戒が必要だ。

土日は広く雨や雪

19日(金)~20日(土)の時系列予報(ウェザーマップ)

 きょう19日(金)は午後も東日本や北日本を中心に晴れる所が多くなりそうだ。北陸でも日差しがあるが、晴天は長くは続かない見込み。あす20日(土)は南岸低気圧や前線の影響で西から雨や雪の範囲が広がり、あさって21日(日)にかけて全国的に天気が崩れそうだ。被災地では地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要となる。

関東甲信 土日は平地でも積雪のおそれ

20日(土)午後7時と21日(日)午前7時の雨と雪の予想(ウェザーマップ)

 今週末は広い範囲で雨や雪となるが、特に関東甲信で降雪の強まる所がありそうだ。関東甲信では、あす20日の午後から次第に雪や雨が降りはじめ、21日にかけて降り続く見通し。山沿いや山地を中心に大雪となる所があり、関東南部の平地でも積雪となるおそれがある。

路面凍結しやすい場所(ウェザーマップ)

 また、予想より気温が低くなったり、降雪が強まったりした場合には、山沿いや山地を中心に関東南部の平地でも警報級の大雪となる可能性がある。積雪による交通障害や路面の凍結に注意・警戒が必要だ。また、ビニールハウスなどの倒壊、架線や電線、樹木への着雪、なだれにも注意が必要となる。

■20日6時から21日6時までの24時間予想降雪量(多い所)
 関東北部の山地         20から40センチ
 関東北部の平地         10から20センチ
 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 20から40センチ
 関東南部の平地         5から10センチ
 甲信              20から40センチ

■その後、21日6時から22日6時までの24時間予想降雪量(多い所)
 関東北部の山地         20から40センチ
 関東北部の平地         5から10センチ
 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10から20センチ
 甲信              20から40センチ

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