子ども絵本の読み聞かせなどを行っている青森市の「チーム紬~つむぎ~」(千代谷直美代表)は、食育を目的とした紙芝居「豆腐の絹子さんとわかめ王子」を制作した。千代谷さんは「子どもたちが主体的に『食べたい』『作りたい』と思うきっかけになればうれしい」と話す。
チーム紬が紙芝居を作るのは今回が初めて。管理栄養士と相談しながら千代谷さんが物語と絵を担当した。約2年前に紙芝居のデータを制作し、昨年、こくみん共済coop(コープ)の「地域貢献助成金事業」に選ばれ、A3サイズの紙芝居として11月末に完成した。
物語では、豆腐の絹子さんとわかめ王子が一緒にみそ汁を作っていき、だしを取る順番などを詳しく説明している。千代谷さんは「子どもだけでなく、お母さんたちにも食育を考えてほしい」と思いを込める。
紙芝居は21日、青森市の男女共同参画プラザ「カダール」で開かれる朗読会で披露予定。朗読会は午後2時から。入場無料。問い合わせは、チーム紬(電話090-3750-5292)へ。