スズキ、新型『GSX-S1000GX』と『GSX-8R』の詳細を明らかに。価格は114万円から、1月25日に国内で発売開始

 1月18日、スズキ株式会社はクロスオーバーバイクの新型『GSX-S1000GX』と、スポーツバイクの新型『GSX-8R』を国内で1月25日に発売すると発表した。

 2023年にイタリア・ミラノで開催されたミラノショー(EICMA 2023)において、すでに発表されていた『GSX-S1000GX』は2023年12月より、『GSX-8R』は2024年1月より欧州・北米を中心に全世界で順次販売を開始するとされていた。そんな『GSX-S1000GX』と『GSX-8R』の詳細がついに明らかとなり、国内で1月25日より発売されることになった。

 新型『GSX-S1000GX』は、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させたクロスオーバーバイクで、『GSX-S1000』シリーズの、水冷直列4気筒DOHCエンジンを搭載している。さらに、海外向けモデルと同じく、スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)をスズキの二輪車として初採用。

国内で1月25日に発売されるスズキGSX-S1000GX

 それによりシチュエーションや路面状況、ライディング歴などに左右されない高い知性とパフォーマンスを気軽に使いこなすことができるクロスオーバーバイクとなった。また、国内専用にツーリング時の利便性を高めるETC2.0車載器が標準装備されている。

 カラーラインアップはトリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック、パールマットシャドーグリーンの3色を展開。年間目標販売台数は日本国内で200台、メーカー希望小売価格は199万1000円(税込)となっている。

国内で1月25日に発売されるスズキGSX-S1000GX

 新型『GSX-8R』はライダーの年齢やスキルに問わず、街中からワインディング、サーキットまで多様なライディングを楽しめるスポーツバイクだ。『GSX-8S』をベースに、スポーツライディングに適したカウリングやセパレートハンドルを装備している。

 776cc直列2気筒エンジンを搭載しており、革新的な2軸1次バランサーの『スズキクロスバランサー』を採用。それによりエンジンから発生する振動を抑制するだけでなく、エンジンの小型化と軽快なハンドリングに貢献している。

国内で1月25日に発売されるスズキGSX-8R

 エンジンに合わせて設計されたフレーム、大型ピストンを備えたサスペンションにより、日常使いやスポーツ走行、ツーリングに適したモデルだ。GSX-RシリーズのDNAを引き継ぎつつも、スズキのスポーツバイクの新しい時代を切り拓くデザインが採用されている。

 こちらもカラーは3色の展開となっておりトリトンブルーメタリック、マットブラックメタリックNo.2、マットソードシルバーメタリックを用意。年間目標販売台数は日本国内で720台、メーカー希望小売価格は114万4000円(税込)となっている。

国内で1月25日に発売されるスズキGSX-8R
国内で1月25日に発売されるスズキGSX-8R

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