能登半島へ千葉県職員ら派遣 水道施設の復旧支援

能登半島へ千葉県職員ら派遣 水道施設の復旧支援

 能登半島地震の被災地で水道施設の応急復旧活動を支援するため、千葉県は1月20日から現地に職員らを派遣します。

 派遣されるのは、県企業局の職員と県内の水道管工事業者ら合わせて15人です。

 今回の派遣は、日本水道協会関東地方支部からの要請を受けたもので、職員らは20日から石川県志賀町で水道管の修理などを行います。

 それを前に、19日、出発式が行われ、吉野美砂子企業局長が「現地はインフラが壊滅し、相当苦労している。被災地のために精一杯、任務を果たして欲しい」と指示しました。

 これに対し、派遣職員の代表者は「安全を最優先に早期の断水解消に向け頑張ります」と語りました。

 職員らは20日から一週間、派遣され、25日から1月末までは第2陣が派遣される予定です。

 県は既に輪島市に給水車と職員を派遣し、給水活動を支援しています。

派遣される職員は―
「まずは作業の安全を確保した上で、普段使っている水が使えないのは、当たり前のことができない状態。普段の当たり前の日常に戻せるように被災地の人たちを何とか助けたい」

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