「アイのない恋人たち」主演・福士蒼汰が“アイさん”のお悩み相談でアドバイス!

テレビ朝日系で1月21日にスタートする連続ドラマ「アイのない恋人たち」(日曜午後10:00=ABCテレビ制作)の初回放送を目前に控え、主演の福士蒼汰がイベントに登壇し、“アイ”のあるアドバイスを連発した。

「アイのない恋人たち」は、2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低い訳ありの男女7人が織り成す愛の物語を、脚本家・遊川和彦氏が手掛けるオリジナル作品。「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」と、“アイが欠けている”登場人物が人を愛することで生まれ変わり、新しいステージへ進んでいくラブストーリーだ。

番組タイトルは“アイ”がないのだが、イベントでは名前に“アイ”がある人、20人を招待。拍手で迎えられた福士は、客席を見渡しながら、その距離の近さに「…すごく、緊張しますね(笑)。全員の顔がちゃんと見えるからドキドキします」と照れつつ、「短い時間ですが楽しんでください」と爽やかな笑顔を見せた。

「恋愛をしたい気持ちはあるけれど、恋愛よりも推し活や友人・家族と過ごす時間の方が楽しい。一体どうしたら…?」という悩みに、福士は「なるほどね〜」とかみ締めつつ、「いいことですよね。家族や友人と過ごす時間はすてきです。恋愛は、勝手に落ちちゃうものですよね(笑)。だから『恋愛をした方がいい』と言われたら、『私も大事な人を見つけたいけどね。テヘッ(笑)』っていう返しでいいと思います。この“テヘッ”力が大事です!」とユーモアを交えて回答。

次の「ゼミ、アルバイト、就職活動で忙しく、恋愛する余裕がない。完璧主義なので全部手を抜けない。上手な力の抜き方を教えてほしい」という相談には、「そうかあ…」と天を仰ぎ、「あなたがやっていることはすごくいいことですよ。いろんなことに真剣に取り組んでいることは…」と肯定した上で、「恋愛が自分にエネルギーを与えてくれるという状態が一番いいと思うんです。恋は落ちてしまうものなので(笑)。誰かを好きになったら、恋愛を避ける必要はないと思います」とアドバイス。すると相談者から「今は福士さんが自分の頑張るエネルギーになっています」と“アイ”をぶつけられ、「あ、そうか(笑)」とうれしそうな表情に。

ラストの「好きな人ができても、友達止まりで付き合う関係になれない。来年大学生になるので、自分を変えたい」という思いには、「友達止まりっていうことは、裏を返すと、めちゃくちゃいい人ってことですよね。それは絶対に忘れないでほしいです」と前置きし、さらに導き出した解決方法は「自分の趣味ややりたいことをつくって、忙しくするのはどうでしょう! 自分磨きをたくさんすると輝くから、好きな人にとって気になる女性になる気がするし、もっとすてきな相手が現れると思います」と話し、集まったファンはメロメロ。“アイ”のあるイベントになった。

福士は最後にあらためて「ちょっと不器用でこじらせた男女7人の物語です。僕は普段から、恋愛は人を成長させる一番の道なんじゃないかなと思っていて。連絡一つするにしても、どうやって返そう、語尾をどうしよう、絵文字はいるのか?って考えますよね。それって人を見るということなので、恋愛は人を成長させる起爆剤だと思っています。このドラマでも、7人が恋愛を通して成長していくさまが描かれているので、ぜひ日曜の夜にご覧ください。そして、月曜に誰かと『どうだった?』と話し合ってください!」と、ドラマをアピールして締めくくった。

なお、1月22〜28日の1週間、東京メトロ・表参道駅の中央B口付近に「アイのない恋人たち」のビッグ広告が登場。登場人物たちそれぞれのプロフィール風の写真とコメントが紹介され、広告内にあるQRコードを読み込むと、番組公式Instagramに遷移し、特別企画に参加できる。

第1話。久米真和(福士)は、33歳になった今でも「人を勇気づける映画を作る」という高校時代からの夢を抱き続ける、独身の売れない脚本家だ。恋愛や結婚に興味がなく、マッチングアプリで出会う女性を相手に欲望を処理している「愛」がない男だ。一方、ブックカフェを経営する31歳の今村絵里加(岡崎紗絵)は、男性経験のないまま一生独身の人生を受け入れようとしていた。そんな正反対の2人がマッチングアプリで遭遇する。

愛から逃げ、愛におびえ、愛を渇望し、愛に迷い…恋愛偏差値の低いまま大人になってしまった男女の不器用なラブストーリーが幕を開ける。

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