地元産のイチゴを使って大福餅を作る調理実習が1月18日、京都府福知山市多保市の六人部中学校で始まった。生徒たちは旬を迎えた大粒の実の甘さを味わった。
この日は2年生29人が、昨年9月中旬に同市大内の農園「THE610BASE(ムトベース)」で苗植えを体験した「紅ほっぺ」を使って大福餅作りに挑戦。あんの上に載せて優しく丸めた後、片栗粉をまぶした餅に包み込んだ。給食のデザートで試食した。
初めて大福餅を作ったという生徒(14)は「思ったより簡単にできた。イチゴが甘く、もちもちした食感でおいしかった」と満足そうだった。
19日も2年生31人が調理実習に取り組む。