レイ・チャールズ基金、グラミー・ミュージアムに約3億円を寄付

レイ・チャールズ基金が、グラミー・ミュージアムの「音楽教育キャンペーン」の資金として、グラミー・ミュージアム基金に200万ドル(約3億円)を寄付した。

2022年10月に開始されたこのキャンペーンは、『グラミー・イン・ザ・スクールズ』を含むグラミー・ミュージアムが提供する教育プログラムの利用機会を広げるものである。その共同委員長には、ビリー・アイリッシュ、デュア・リパ、ブルーノ・マーズ、ショーン・メンデス、ロザリアらが名を連ねている。

グラミー・ミュージアムの会長兼CEOであるマイケル・スティッカは声明で「グラミー・ミュージアムは15周年を迎え、これまで以上に音楽教育と定評あるプログラムへの参加機会の拡大に力を注いでいます。私たちのパートナーであるレイ・チャールズ基金の寛大なご厚意と、当館の教育的使命を推進するための“音楽教育キャンペーン”へのご投資に心から感謝いたします。長年のパートナーシップを深めることができて光栄です」と述べた。

「グラミー・ミュージアムは、教育を通じて若者に力を与えるという私たちの使命の精神を体現しています。ミュージアムとのパートナーシップを継続し、音楽教育を充実させ、次世代に音楽を愛する心を育むというミュージアムの目標を達成するお手伝いができることを嬉しく思います」とレイ・チャールズ基金のヴァレリー・アーヴィン会長は付け加えた。

レイ・チャールズ基金は、聴覚障害の分野と、教育機関や非営利の教育プログラムを通じた若者のエンパワーメントに資金を提供している。

この寄付を記念して、グラミー・ミュージアムは屋上テラスを「レイ・チャールズ・テラス・アット・グラミー・ミュージアム」と改名する予定だ。改名式は、【グラミー・ウィーク】の公式イベントとして1月29日に行われ、ジミー・ジャムが司会を務めるリボン・カッティング・セレモニーと、DJカリルによるミュージック・キュレーション、そしてアロー・ブラックによるパフォーマンスが含まれている。米LAのダウンタウンとハリウッド・サインを一望できるテラスでは、毎年150以上のイベントが開催されている。

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