<シマエナガ旬ごよみ>21 睦月下ノ巻 「眉毛持ち」で冬を迎える子、「本州から」と誤認ケースも

眉毛持ちは眉毛の濃淡がさまざまだが、総じて小柄であどけない。無事に春を迎えておくれと祈るばかり(2021年1月、札幌市)

 ここ数年、ちょうど今頃の季節になると、本州のエナガが北海道に飛来しているといううわさが、SNSを中心に拡散されるようになった。うわさが立ったのは、札幌市から恵庭市や千歳市を経て苫小牧市に至るあたり、あるいは函館市周辺だった。

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