故障者多数抱えるチェルシー、古株メディカルスタッフが「家庭の理由」で退任か

チームのメディカルを支えていたカロギアンニディス氏[写真:Getty Images]

チェルシーの古参メディカルスタッフが、また1人チームを去るようだ。

ケガ人続出で野戦病院化している今季のチェルシー。新年を迎えても復帰したフランス代表FWクリストファー・エンクンクや、U-21フランス代表MFレスリー・ウゴチュクが再離脱と、受難が続いている。

その状況下、イギリス『テレグラフ』は、メディカルチーフのディミトリオス・カロギアンニディス氏が退任すると報道。同氏はクラブに13年以上勤務し、2022年10月に現職へ就任。ファーストチームのほか、アカデミーや女子のトップチームでもドクターを務めていた。

ただ、チーム去るのは「家庭の理由による辞任」で、不和はなく、完全に友好的な別れであるとも伝えている。

一方で、トッド・ベーリー氏がクラブを引き継いでからは、11年間メディカル部長を務めていたパコ・ビオスカ氏や、17年間チェルシーで働いていた理学療法士のティエリー・ローラン氏といった、ベテランスタッフを解任。

故障者増加の一因は、早急過ぎた医療部門の改変にもあると指摘しており、今回の人事が与える影響にも懸念を示している。

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