「被災地の力になってほしい」能登半島地震 22人が安否不明 広域警察航空隊・特別派遣

能登半島地震の被災地・石川県で上空から情報収集にあたるため、愛媛県警の航空隊員が派遣されることになりました。

派遣されるのは、県警航空隊の隊員4人とヘリコプター「いしづち」です。

(県警本部警備課航空隊 岡田昌明 飛行係長)
「石川県能登半島、地震災害警備活動のため、石川県へ出発します」

(県警本部 山浦新一 本部長)
「上空からの情報収集活動を展開し、安否不明者の捜索、あるいは避難所の支援、そうした活動に必要な情報の収集・提供によって、被災地の力になってほしい」

航空隊は、ヘリコプターに取り付けた360度カメラなどを駆使し、上空から被災地の情報収集にあたる方針で、19日は、システムチェックなど出発前の最終準備を行いました。

能登半島地震により、石川県では午後2時現在、232人の犠牲者が確認されている一方、22人が安否不明となっているなど、被害の全容は分からないままです。

収集した情報はリアルタイムで石川県警などと共有し、救助や二次災害の防止に役立てられます。

(県警本部警備課航空隊 岡田昌明 飛行係長)
「警察以外の多くの部隊も入っているので、部隊活動が円滑に行われるように最大限手伝いたいと思う」

航空隊は20日出発し、26日まで活動する予定です。

© 株式会社あいテレビ