「攻めの安全確保を」陸上自衛隊の航空隊が新年初の飛行訓練 仙台・霞目駐屯地

陸上自衛隊の航空隊が、1年の安全を祈願し2024年初の飛行訓練を行いました。

飛行始めを行ったのは、仙台市若林区の霞目駐屯地に所属する陸上自衛隊東北方面航空隊で、隊員約200人が参加しました。

開始式では松元三展航空隊長が、能登半島地震と羽田空港事故の犠牲者に対し追悼の言葉を述べ、次のように訓示しました。

陸自東北方面航空隊松元三展航空隊長「全ての隊員が攻めの安全確保の精神を持って危険見積を実施し、兆候の早期発見と事故の未然防止に努めてもらいたい」

この後、隊員たちは4機のヘリコプターに乗り込み離陸して編隊を組み、仙台市の上空を30分ほどかけて飛行しました。

東北方面航空隊は、能登半島地震の後に山形県の沿岸部の被災状況の確認のため飛行したということです。

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