クラウド基盤強化へ2兆円投資 アマゾン、AI普及に対応

記者会見するアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)日本法人の長崎忠雄社長=19日、東京都内

 米IT大手アマゾン・コムのクラウドサービスを手がける「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の日本法人は19日、2023~27年の5年間に日本国内でのインフラ強化のため計約2兆円の資金を投じる計画を発表した。生成系人工知能(AI)の普及を背景に、顧客企業のクラウドサービスの需要が拡大していることに対応する。

 AWSは東京と大阪の2カ所にデータセンターが集積する拠点を構えており、資金は拠点の運営や設備増強などに充てる。これまでも11~22年に1兆5100億円を投じており、引き続き旺盛な需要に応えるため基盤強化を図る。

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