JR東海が車内セキュリティを強化 名古屋駅発着の全車両に防犯カメラ設置へ 在来線313系の約340両に改造工事

JR東海は、車内セキュリティを強化のため、名古屋駅を発着する在来線の313系の全車両(約340両)に防犯カメラを設置すると発表しました。

これにより、名古屋駅を発着するほぼ全ての車両に防犯カメラが設置されるということです。

JR東海は、防犯カメラを設置する工事を新年度(2024年度)から始め、2028年度中に完了するとしています。

列車内の安全対策をめぐっては、2021年に小田急線や京王線の車内で乗客が切りつけられるなどした事件が相次いだことを受け、新しく導入される車両に防犯カメラを設置することが2023年10月に義務化されています。

JR東海は、義務化前から運用されている車両にも防犯カメラを取り付けることで、安全対策を強化する考えです。

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