井上尚弥に米最優秀選手賞 日本人初、全米記者協会

井上尚弥

 ボクシングの大橋ジムは19日、同ジム所属で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(30)が全米ボクシング記者協会の2023年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」に選出されたことを明らかにした。日本人初受賞。井上尚は「昨年は日本で2試合でしたが、世界中の記者の方々からの評価をいただけて光栄」と談話を出した。

 井上尚は「記者協会の会長から直々に受賞のご連絡をいただきました。同協会が98年の歴史があると知り、改めて受賞の重さと大きさを感じました。24年もさらに精進していきたいと思います」とコメント。昨年7月のスーパーバンタム級初戦で4階級制覇した。

© 一般社団法人共同通信社