人気の阪急バレンタイン祭、初の試み「プレ開催」が大盛況

百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で1月20日より、人気催事『バレンタインチョコレート博覧会2024』がスタートする。それに先駆け19日、同催事初の試みとしてカード会員限定の招待日が設けられ、多くの人で賑わった。

1月20日よりスタートする『バレンタインチョコレート博覧会2024』、前日の招待会には多数の人が

今年は「Feeeeever」をテーマに、9階のメイン会場だけではなく、例年同様に各階で同イベントに纏わるコーナーを設置。約300ブランド、約3000種類のチョコレートや焼き菓子、イートインスイーツがそろい、国内でも最大規模を誇っている。

今回の企画は大きく分けて5つあり、祝祭広場では新進気鋭のショコラティエにフォーカス。同エリアの顔である中央のカフェスペースは「シェフズキッチン」と題し、日替わりでシェフが登壇する実演コーナーとなっている。

そのほか、世界各国のカカオ産地とつながりをもつ「Bean to Bar」ブランドが集う「カカオワールド」(梅田ホール)、焼き菓子やオランジェット、ソフトクリームなどが楽しめる「チョコレートマルシェ」(催場)、アートステージではキャラメルとチョコレートを組み合わせた魅惑の商品が多数揃う。

「チョコレートシネマ」(阪急うめだギャラリー)では、世界で活躍するトップショコラティエ38名によるチョコレートが集結しており、日々の自分へのご褒美に訪れたいゾーンとなっている。併せて各ブランドのショコラティエのこれまでの歩みがパネル化されており、商品だけでなく作り手の思いやブランドの歴史も知ることができる。

「スペシャリスト達の歩み〜チョコレートシネマ〜」(阪急うめだギャラリー)

また今年は同催事初の試みとして、オープン前日にペルソナカード会員限定で招待会を実施。9階の大階段でオープンな発表会が開かれ、参加する店舗のショコラティエも登場。招待会は昼3時からの開催だったが、1時間ほど前には既に行列もあり、既定時刻より5分前倒しでオープンした。

同催事を担当して16年目のベテラン・バイヤー・高見さゆりさんは、「地下2階から12階のカフェまでを使って、各階にチョコレートが溢れる催事となります。プロジェクトメンバーの思いをひとつに、『お客様の心を動かすことのできる楽しさ世界No.1』を目標に、生産者やシェフの思いを、消費者のみなさまにお届けしたいと思っております」とアピールする。同催事は2月14日までの開催。

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