岡山県議選 平均支出226万円 前回比2.2%減、運動収支報告

岡山県庁

 岡山県選管は19日、県議選(昨年4月9日投票)の選挙運動収支報告書を公表した。立候補した65人の平均支出額は226万6166円で、2019年の前回選挙(231万7059円)を2.2%下回った。

 全19選挙区の総定数55に対する立候補者が65人(前回67人)と過去最少だった上、無投票当選者が10選挙区の計17人(同16人)に上ったことが影響したとみられる。

 支出額が最も多かったのは倉敷市・都窪郡選挙区の小田圭一氏(自民)の607万7175円で、無投票選挙区を除く最低額は玉野市で落選した候補(無所属)の90万8895円。

 平均収入額は5.7%減の196万7727円。最高は倉敷市・都窪郡選挙区の柳田哲氏(無所属)の533万円、無投票区を除く最低は岡山市中区の高橋徹氏(国民)の60万円だった。

 各候補とも支出額は法定費用の範囲内だった。有権者数を定数で割った値を基に算出され、最高は浅口市・浅口郡の702万8600円、最低は久米郡の516万8400円とされていた。

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