関東甲信、山沿いで大雪の恐れ 南岸低気圧の影響、平地も積雪

 関東甲信では南岸低気圧の影響で20日夜から21日にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となり、関東南部の平地でも雪が積もる地域がある。気象庁は19日、積雪による交通障害や路面の凍結に警戒を呼びかけた。東京都心を含む関東南部沿岸は雨が中心となる見通しだが、一時的に雪が降る可能性がある。

 国土交通省は、冬用タイヤの装着やチェーンの携行などをドライバーに求めている。首相官邸は19日、大雪に備えて危機管理センターに情報連絡室を設置した。

 気象庁によると、前線を伴った低気圧が本州の南岸を発達しながら東北東に進む見込み。関東の沿岸や伊豆諸島では21日に雨が強まるとしている。

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