避難中の納屋で火災、焼死体発見 家倒壊の65歳住人か、珠洲

倒壊した石川県珠洲市沿岸部の建物=2日(共同通信社ヘリから)

 19日午前、石川県珠洲市の男性(65)方の納屋で、焼け焦げた遺体の一部が見つかった。県警によると男性は母屋が能登半島地震で倒壊したため、隣接する納屋で避難生活をしていた。男性と連絡が取れておらず、県警は遺体は男性とみて確認している。1人暮らしだった。

 連絡が取れないことを不審に思った同僚が18日午後4時半ごろ訪問し、納屋が燃え落ちているのを確認。珠洲署に届け出た。警察官が駆けつけたときには既に火は消えていた。

 現場周辺は能登半島地震により家屋倒壊などの被害が大きかった地域。

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