春の臨時列車117本 3~6月、JR水戸

JR東日本

JR東日本水戸支社は19日、3月1日~6月30日の122日間で春の臨時列車として計117本を運転すると発表した。昨年同期の58本から大幅に増加。外出需要の高まりを見据え、昨年より多くの鉄道利用を見込む。各地の花の見頃やゴールデンウイーク(GW)期間中の帰省・外出に合わせた特急列車などを予定している。

偕楽園の梅の見頃に合わせ、3月の土日・祝日を中心に偕楽園駅を開設。今年は新たに平塚-勝田駅の区間を設定したほか、川越と君津方面からの運転区間を延長し、より遠くからアクセスできるようにした。

国営ひたち海浜公園のネモフィラの見頃に合わせ、4月中旬~5月上旬の土日・祝日に特急「絶景ネモフィラ号」を運転。水郡線沿線の桜の見頃に合わせ、3月30、31日に快速「春の水郡風っこ号」を運転する。

このほか、3~6月で利用の多い毎週金曜日を中心に特急「ときわ号」を増発。国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が夏から春の開催に変更となったのに合わせ、5月26日に東京-原ノ町駅間で特急を上下1本ずつ運転する。

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