代表戦で負傷のサラーが2試合欠場に…エジプトサッカー協会が発表

[写真:Getty Images]

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーがしばらく欠場となってしまった。

今季のリバプールも引っ張るなか、母国エジプトの主将としてアフリカ・ネーションズカップに参戦中のエースは18日のガーナ代表戦に先発したが、前半終了間際に左ハムストリングを痛めた様子でピッチを後にした。

初戦に続いて、ガーナとも引き分け、準優勝で涙した前回の悔しさを晴らすどころか、決勝トーナメント進出に暗雲が垂れ込めるエジプトとしてもだが、所属先のリバプールにとっても気がかりなニュースといえる。

ルイ・ヴィトーリア監督からはケガの程度に関してまだはっきりしていないとしつつ、「もちろん、心配だし、それほど深刻でないのを願うばかりだ」と発されるなか、エジプトサッカー協会が検査結果を報告した。

「エジプト代表チームのキャプテン、モハメド・サラーは検査の結果、ハムストリングの損傷を確認したため、アフリカ・ネーションズカップのカーボベルデ代表戦とグループを突破した場合のラウンド16、計2試合を欠場する」

ここまでのグループステージで2引き分けのエジプトが勝ち上がれるか次第だが、ラウンド16は28日か、29日の予定。準々決勝は2月2日か、3日に行われ、準々決勝から復帰となれば約2週間ほどの間隔が空く。

なお、エジプトはガーナ代表とモザンビーク代表も未勝利とあって2位につけ、最終節で対戦するカーボベルデは2連勝で首位に立ち、突破が決定済みとなっている。

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