茨城・ひたちなか 黄金色ずらり 干し芋生産ピーク

最盛期を迎えた干し芋作り=ひたちなか市足崎

茨城県の冬の味覚、干し芋の生産が同県ひたちなか市でピークを迎えている。同市足崎の清勝農園では、太陽の光を浴び、黄金色に輝く干し芋が、ずらりと並んでいた。

同農園の住谷豪大さん(28)は、家族らとともに早朝から慌ただしく作業に追われている。ふかして皮をむいた芋をスライスし、農業用ハウスに並べて天日干し。乾燥機は使わず、1週間から9日程度、日光と寒風で乾燥させる。作業は3月上旬まで続く。

住谷さんは「ゆっくり時間をかけて乾燥させると味に深みが出る」とこだわりを語った。

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