能登半島地震で、被災者の心のケアなどの支援をしていた県内の精神医療チームが活動を報告しました。
19日、東広島市に戻ったのは被災地で心のケアなどにあたる県の災害派遣精神医療チーム「DPAT」です。
派遣されたのは精神科の医師や看護師ら4人。
今月14日から5日間、石川県七尾市で避難所への医師の派遣や患者情報を整理するなど後方支援を行いました。
■賀茂精神医療センター 金田周医師
「(長い避難生活で)うつ状態になられたりとか感情のコントロールが難しくなっているとか精神科的なニーズが必要な状態の方の報告もかなりあった」
避難者を支援する人たちの疲労も目立っていたと言い、災害時には一人で抱え込まず周りの人に相談してほしいとしています。
【2024年1月20日 放送】