大分・高崎山サルの選抜総選挙 「ペッパーミル」が接戦制す

「選抜総選挙」で首位となった「ペッパーミル」=20日午前、大分市の高崎山自然動物園

 野生ニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然動物園は20日、サルの人気を競う恒例の「選抜総選挙」の結果を発表した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表で人気を集めた米大リーグ、ラーズ・ヌートバー外野手のこしょうをひくパフォーマンスにちなんだ「ペッパーミル」が、2位の「ピース」との接戦を制した。

 総選挙は2013年度から続く恒例行事。今回は雌や子ザルが競う「人気ザル」部門と、雄ザルの「イケメンザル」部門を統合し、初の統一選を実施した。

 ペッパーミルは23年4月に生まれた雄の赤ちゃんザル。有効投票2056票のうち267票を獲得した。

母ザルにしがみつく「ペッパーミル」=大分市の高崎山自然動物園

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