「やんばる楽しんで」 沖縄本島北部や周辺離島のすぐりむん満載 タイムスビルとパレット前で物産展、21日まで

グルクンのかまぼこなど各地の企業の商品が並んだやんばるの物産展=20日午後0時10分ごろ、那覇市の沖縄タイムスビル

 沖縄タイムスふるさと元気応援企画「やんばるの物産展」(主催・北部振興会、沖縄タイムス社)が20日、那覇市久茂地のタイムスビルとパレットくもじ前交通広場(ウフルーフ)で開幕した。21日まで。

 同企画初の2拠点開催となった今回、沖縄本島北部やその周辺離島の20企業などが出店し、豊かな自然に育まれた特産品や加工品、グルメをPR。タイムスビルではこのほか、北部12市町村の観光の魅力も紹介している。

 オープニングセレモニーで北部振興会の渡久地政雄副会長は「やんばるのまーさむん(おいしいもの)、すぐりむん(すぐれたもの)を取りそろえた。心行くまでやんばるを楽しんで」と来場を呼びかけた。

 本部町出身で那覇市曙から来場した前原信光さん(77)は、同町のタンカンや伊江村の落花生を購入。「やんばるの魅力が詰まったイベントが那覇であるのはうれしい。年に2回は開いてほしい」と笑顔で話した。

 同物産展は「やんばるの産業まつり」の後継事業として2回目の実施。今回は沖縄タイムスふるさと元気応援企画として、那覇市で初めて開いた。2拠点とも20日は午前11時~午後7時半、21日は午前10時~午後5時。

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