朝鮮の検徳地区で1千世帯の住宅完成 地域住民が入居

朝鮮有数の鉱山地帯である検徳地区(咸鏡南道端川市)で1千余世帯の低層および平屋の住宅が完成し、19日入居式が行われた。

「労働新聞」が20日1面で大きく伝えた。

朝鮮では現在人口中である5か年計画期間に、首都ピョンヤンに5万世帯の住宅を醸成するとともに、検徳地区にも毎年数千世帯の住宅を建設することを目標に掲げて実践している。このほかにも農村住宅建設などが重要政策として展開され、朝鮮は建設ラッシュの真っただ中にある。

検徳地区で1千世帯の住宅が建設され入居式が行われたのは、計画期間中の建設事業が順調に推移していることを示すもので、米韓による朝鮮の食糧難をはじめ疲弊しているとのプロパガンダがいかに根拠のない偽情報であるかを物語るものだ。

端川市の列車事故は米国の稚拙なカウンタープロパガンダ

最近米国の謀略情報放送であるラジオ・フリー・アジア(RFA)が賢明に流している、端川市における大規模な列車事故情報は、否定しようがない朝鮮の経済発展に冷水を浴びせるためにでっち上げられた、何らの証拠も根拠もない偽情報に過ぎない。

検徳地区で毎年数千世帯の住宅が建設され地域住民の生活の大きな肯定的変化が起きていることを否定できなくなると、列車事故のような偽情報を流して人々の目をそれせることは、米国が多用するカウンタープロパガンダだ。朝鮮がいつも政情不安であるかのように、突然幹部の熟成情報をでっち上げてみたり、豊作であれば飢餓情報をでっち上げるといった具合だ。

それがでっち上げであることが暴露されたことは一つや二つではないが、米国がでっち上げプロパガンダを執拗に続けるのは米韓の国内世論の管理と、あわよくば朝鮮内部に混乱もたらすことを狙った稚拙な情報戦だ。

しかしこのようなでっち上げプロパガンダが功を奏する時代は過ぎ去った。プロパガンダを繰り返せば繰り返すほど米韓に対する嫌悪感を増幅させるだけである。かわいそうなのは偽情報騙され踊る人々。根拠も示されない情報を信じるのは愚かなことで、一度振り返った見るのがよさそうだ。(了)

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