サッカーの皇后杯全日本女子選手権は20日、京都府のサンガスタジアムbyKYOCERAで準決勝があり、第1試合はINAC神戸が延長の末、3-2でちふれ埼玉に競り勝ち、決勝進出を決めた。
INAC神戸は前半39分、FW田中が自ら獲得したPKを決めて先制。後半に入って追い付かれ、一度はDF守屋が勝ち越し点を奪ったが、同38分に再び同点ゴールを許した。
試合は延長後半の終了直前、MF北川のアーリークロスがそのままゴールに吸い込まれ、決勝点となった。
決勝は27日、大阪市のヨドコウ桜スタジアムで行われ、7大会ぶりの優勝を目指すINAC神戸は準決勝第2試合、浦和-広島の勝者と対戦する。(有島弘記)