発展途上国の目の不自由な子どもを支援しようと、岡山県内外の医師や音楽家、大学教員らでつくる「ストリートチャイルド支援実行委員会」は2月4日、岡山市北区幸町の西川アイプラザでチャリティーコンサートを開く。
県内外の20組が出演。子どもたちによるストリートダンスや古武道演武、和太鼓、フラダンス、合唱など多彩なステージを展開する。アジアの盲目の子どもの手術費や治療費を援助している認定NPO法人ヒカリカナタ基金(同市、竹内昌彦理事長)などによる活動紹介もある。
午前11時~午後4時半。10分間の出演料(1組2万円)や観客の入場料(1人千円)の収益を同基金に寄付する。実行委への振り込みも受け付ける。
貧困や紛争に苦しむ子どもたちのため2002年から開催し23回目。寄付先を毎年変更しており、これまでケニアやアフガニスタン、ネパールなどに総額1900万円以上を贈った。
実行委代表の箏曲家・星島淑子さん(同市)は「栄養不足などで目が見えなくなった子どもたちが視力を取り戻せるよう協力してほしい」としている。
問い合わせは同実行委(086―279―6547)。