ICAN事務局長 広島市内で講演 核兵器の非人道性訴える

「ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン」の事務局長は講演で、核兵器の非人道性を訴えました。

原爆資料館で講演したのは、ICANのメリッサ・パーク事務局長です。

「核兵器禁止条約」の発効から3年となるのを前に、19日に広島入り。

「核兵器は人類の滅亡につながる」として、その非人道性を訴えたほか、被爆者や若者とも討論しました。

■ICAN メリッサ・パーク 事務局長

「日本は、戦時中に原爆を投下された唯一の被爆国として、核軍縮問題について道徳的な指導力を発揮する責任がある」

事務局長は、19日午後から韓国人慰霊碑や原爆ドームを訪れました。

20日は長崎で講演や被爆者と交流するということです。

【2024年1月20日放送】

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