地域の子ども見守り体制の充実へ 小児科医が桜井市に寄付

地域で子どもを見守る体制の充実に活用してもらおうと、桜井市内のクリニックの医師が19日、市に100万円を寄付しました。

桜井市内にあるクリニックの小児科医・岡本和美さんは、長年児童虐待を防止する取り組みなどを続け、このほど保健衛生の分野で貢献した人をたたえる「保健文化賞」を受賞しました。

19日市役所で行われた贈呈式で、岡本さんは「保健文化賞」の賞金100万円の目録を笹谷清治副市長に手渡しました。

岡本さんは育児支援を中心に、命の教育など幅広い活動を展開していて、今回の寄附金で子どもの見守り体制の整備や充実に期待しています。

岡本和美さん

「子どもの相談体制、育児に悩んでいる母親の相談体制そういったことに役立てる手立てはないものかと考え、その体制を市とも相談して今回整えるということでこの賞金を役立ててほしいと思います。」

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