イラン軍事顧問の4人殺害 イスラエルか、シリア攻撃

20日、シリアの首都ダマスカスで、イスラエルによると伝えられた攻撃現場を調べる人々(ロイター=共同)

 【テヘラン共同】イラン革命防衛隊は20日、イスラエル軍の戦闘機がシリアの首都ダマスカスを空爆し、同隊の軍事顧問4人とシリア軍関係者数人が死亡したとの声明を発表した。イラン国営メディアなどによると、空爆は20日。被害のあった革命防衛隊の建物で、親イラン組織幹部らが会合を開いていた。イスラエルを敵視するイランが反発を強めるのは必至だ。

 パレスチナ自治区ガザを実効支配していたイスラム組織ハマスとイスラエル軍との戦闘が昨年10月に開始後、ハマスを支持するイランとイスラエルとの対立も激化している。

 イスラエル軍はシリアにあるイラン関連施設への攻撃を繰り返してきた。

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