外国人と日本人 フットサルで交流 20チーム200人 岡山で大会

フットサルを楽しみながら交流を深める選手たち

 岡山県内の企業や団体で働く外国人と日本人の混成チームによるフットサル大会が20日、岡山市北区北長瀬表町の岡山ドームで開かれた。参加者は文化や言葉の壁を越えて交流を深めた。

 共生社会の実現を目指し、公益財団法人・橋本財団(同幸町)が主催。製造業や介護業などから20チーム、計200人が参加した。外国人は、ベトナム、ミャンマー、インドネシアなど東南アジア出身者が大半を占めた。

 1試合5分間で、2グループに分かれてリーグ戦を行った。選手たちは得点が入るとハイタッチをして喜び合った。

 めっき加工のオーエム産業(同野田)で働くタイ出身の男性(26)は「職場の人たちと親しくなれた」と笑顔。7人の外国人を正社員として雇用している産業機械メーカー・英田エンジニアリング(美作市三保原)の男性(27)は「外国人がさらに快適に働ける環境をつくっていく」と話した。

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