皇后杯決勝進出のI神戸、北川ひかるの劇的決勝点は「みんなが詰めてくれたからこそ」

I神戸を決勝に導いた北川ひかる[写真:©超ワールドサッカー]

INAC神戸レオネッサのMF北川ひかるが決勝ゴールを振り返った。

20日、第45回皇后杯準決勝のちふれASエルフェン埼玉戦に臨んだI神戸。両チーム譲らず2-2で延長戦に突入すると、試合終了間際に北川のストレート性のクロスが直接ネットを揺らし、I神戸が劇的勝利を収めた。

勝利の立役者となった北川は自らの決勝点について、「本当に最後の最後まで諦めないで、みんなが詰めてくれたからこそああやって入ったゴールで、凄く良かったです」とコメント。「いつもだったらインフロントで蹴ってるんですけど、ゴールに向かうように蹴ったら良いところに入りました」とキックの狙いも明かした。

I神戸は2大会連続の皇后杯決勝進出となったものの、昨夏アルビレックス新潟レディースから加入の北川にとってはこれが初のファイナル。優勝への熱い想いも語っている。

「本当は90分で決めて勝ちたかったですけど、120分になっちゃって。でもPKにはもつれこまなくて、本当に勝って、決勝に進みたい一心でした。決勝に行きたいところがあるんで、良かったです」

「自分自身も決勝の舞台に立ったことがないので、しっかり優勝してみんなで喜びたいと思います」

© 株式会社シーソーゲーム