【Jリーグ】J1川崎、新体制発表 鬼木監督「タイトル全てにチャレンジする」

新体制を発表したJ1川崎。前列左から神田、三浦、山本、由井、山内、後列左からゼヒカルド、エリソン、鬼木監督、パトリッキベロン、丸山=川崎市麻生区の昭和音楽大学

 3年ぶりのリーグ制覇を狙うJ1川崎は20日、川崎市麻生区の昭和音楽大学で新体制を発表し、就任8年目の鬼木達監督(49)が集まったサポーターを前に「今シーズンはJリーグ(タイトル)の奪還とACL、カップ戦、取れるタイトル全てにチャレンジする。目標に向かってどんどん駆け抜けていきたい」と力強く語った。

 今季の新戦力は期限付き移籍から復帰したMF松井蓮之(23)、FW宮城天(22)を含めて11選手。1月に日本代表デビューを飾ったDF三浦颯太(23)や新たな得点源として期待されるブラジル人FWエリソンら充実の顔ぶれが並んだ。

 今季のキャッチフレーズは「Mind―1 NEXT 心ひとつに、その先へ」に決定。J2で戦った2004年シーズンと同じフレーズで、吉田明宏社長は「今の立ち位置はアジアのチャンピオンを取りたいという次のステップに来ている。もう一度、20年前の気持ちで次に向かっていく思いを込めた」と語った。

 チームは現在沖縄県恩納村でキャンプ中。31日に打ち上げ、川崎市内のグラウンドに戻って調整を進める。

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