高校アメフト全国Vの京都・立命館宇治高校「味わったことない喜び」市役所で日本一を報告

優勝トロフィーを見せて、松村市長に全国制覇を報告する立命館宇治高校アメリカンフットボール部の選手たち(宇治市役所)

 昨年12月24日にあったアメリカンフットボールの全国高校選手権決勝「クリスマスボウル」で、2年ぶり3度目の優勝を果たした立命館宇治高校(京都府宇治市広野町)の選手が宇治市役所を訪れ、松村淳子市長に笑顔で日本一を報告した。

 決勝は横浜スタジアム(横浜市)で行われ、関西地区代表の同高校は、関東地区代表の佼成学園高校(東京都)と対戦した。先制を許したものの、第2クオーターで逆転し、19-11で逃げ切った。

 木下裕介監督とともに市役所を訪れた3年生の5選手は「試合をやっている時は夢中だった」「味わったことのない喜びがあった」と決勝を振り返った。

 2年前に優勝した試合にも出場した東正名朗主将は「前回は何もできなかったが、今回は満足できる試合ができて良かった」と話した。松村市長は「高校生活で一番の思い出になったと思う。この経験を今後にも生かして」とねぎらった。

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