歩き方でメンタルも変わってしまう?!だからこそ落ち込んだ時に気を付けたい歩き方とは?【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】

メンタルは姿勢やポーズ、動き方に現れる【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】

人は精神状態に合わせて、姿勢やポーズを取り、動き方も変わります。やる気が出ないとき、落ち込んでいるときは、うつむき加減で元気のないトボトボとした歩き方に。逆に、モチベーションに溢れて元気でいっぱいのときは、顔を上げて堂々と歩きます。

精神状態によって、姿勢、ポーズ、動き方が決まるというわけです。実はこれ、逆方向も成立します。精神状態とは違う姿勢、ポーズ、動き方をすると、心がそちらに引っ張られるというわけです。

もし、落ち込んでいたなら、体だけでも良い姿勢にしてみてください。それだけで、落ち込むのが難しくなります。クヨクヨできなくなります。試しに、わざとクヨクヨしたことを考えて実験してみてもいいでしょう。

「大腰筋ウオーキング」は、さらに効果的です。否が応でも、前向きになり、元気が出てきます。人には、体全体を使ってダイナミックに歩きながら落ち込むことなど、不可能なのです。

【出典】『疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖』
著者:小池義孝 イラスト:千葉さやか(Panchro) 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
一義流気功治療院院長。昭和48年生まれ。平成18年「気功治療院一義流気功」を東京に開設。翌年に、気功治療の技術を伝える「一義流気功教室」を開設する。気功治療の内容はどの流派にも属さず、独自の歩みを続ける。肩こり、腰痛、猫背といった肉体の問題から、メンタルの問題まで、幅広く対応している。著書多数。30万部を超えるベストセラーになった『ねこ背は治る!知るだけで、体が改善する「4つの意識」』を始めとし、国内15冊、海外翻訳版(台湾、韓国)3冊、約累計70万部を送り出している。

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