地図帳の使い方説明 出版社が出前授業 茨城・高萩の秋山小

地図帳の使い方を説明する講師の黒柳裕司さん=高萩市島名

地図に興味を持ってもらうため、茨城県高萩市島名の市立秋山小(久保田将彦校長)で、地図帳や社会科の教科書などを手がける出版社「帝国書院」による出前授業が行われた。4年生49人が地図帳の使い方を学び、地図の魅力に触れた。

同社の今井秀幸さん(49)と黒柳裕司さん(29)が講師を務めた。索引や地図記号、特産品などを示す絵記号など、地図帳から情報を得るこつを紹介。黒柳さんは「地図帳にはたくさんの情報がある。これらを読み取り、その土地の特色を想像すると面白い」と地図が持つ魅力を語った。

示された特徴から該当する都道府県を当てるクイズもあり、子どもたちは教えられた地図帳の使い方を活用し、正解を導いていった。

横倉煉君(10)は「クイズで楽しく地図の使い方を学べた。今後も学んだことを生かして、勉強してきたい」と話した。

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