女優の小芝風花が主演するドラマ「大奥」（フジテレビ系）がスタート。ＫＡＴ‐ＴＵＮの亀梨和也の演技もさることながら、初回ではあまり出番のなかったＳｎｏｗ Ｍａｎの宮舘涼太のカツラ姿が似合いすぎると評判だ。
江戸中期を舞台に、第１０代将軍・徳川家治をめぐる女性たちの熾烈な戦いを描く「大奥」。小芝が家治との政略結婚を強いられる倫子を演じ、亀梨が家治を演じる。宮舘が演じるのは白川藩主の松平定信で、幼いころに養子に出された過去を持ち、いとこの家治に対してはライバル関係にもあるという役どころだ。
宮舘は今回の作品が連続ドラマ初レギュラーとなる。初回の放送での宮舘の出演シーンはほんのわずかだった。ただ、ある芸能関係者は「演技がどうだこうだというレベルではないのですが、とにかくカツラがよく似合うという印象を持つ人が多かった。江戸時代にこんな人がいそうというくらい雰囲気がマッチしていたことに、ファンならずとも、驚いた人は多かったのでは」。
普段は貴族風な格好で「ロイヤル舘様」などと言われている宮舘。役者としての経験もそれほど多くなかったが、時代劇のカツラが似合うとは意外な一面を垣間見せた。同関係者は「ＮＨＫの大河ドラマもそうですが、時代劇というのはある程度、必ず作られるものです。本当にカツラが似合わない役者もいる一方、カツラが似合うというのは役者として一つの武器となり得る。宮舘も今回の『大奥』が今後の役者としての試金石になるかもしれません」。
今後の展開に期待したい。
